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As a Diary -an apple farmer-

久しぶりに本を読んでみた

それはとても感動する本だった

お店を始めてからゆっくりと本を読むことがなかった

2週間ほど前 両親から1冊の本をもらった

以前勤めていた会社で取引をしていた青森県のリンゴ生産者 木村秋則さんの

自伝的な本「奇跡のりんご(幻冬舎)」↓

http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E8%B7%A1%E3%81%AE%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B4%E2%80%95%E3%80%8C%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E4%B8%8D%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%80%8D%E3%82%92%E8%A6%86%E3%81%97%E3%81%9F%E8%BE%B2%E5%AE%B6%E3%83%BB%E6%9C%A8%E6%9D%91%E7%A7%8B%E5%89%87%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-%E7%9F%B3%E5%B7%9D-%E6%8B%93%E6%B2%BB/dp/4344015444/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1232764810&sr=8-1

話としては

「無農薬ましてや肥料もほどこさず栽培するなんて非常識だったリンゴを

7年間の無収入、近隣リンゴ農家から「カマドケシ」と非難されながらも

自分がやらなかったら誰もやらないだろう、という一心だけで成功させた

一人の男のサクセスストーリー」

である。

オーガニックが広く一般に浸透し始めて久しいこの頃。

けれど、その背景となっている生産者の涙ぐましい努力と闘いに深く耳を傾ける機会は少ない。

以前の仕事の関係で直接何度もお会いしたことのある人の、そして何度も聞いたことのある話であったのだけれど、

この1冊を読み終える 足かけ3-4時間の間に何度涙しそうになったことか。

NHKの「プロフェッショナル」という番組がきっかけで本とDVDになっているのだが、

リンゴ農家とか農業に関心があるとか、オーガニックに関心があるとかないとか

そんなこと関係なく誰にでも読んでもらいたい一冊だ。と思った。からこうしてわざわざブログに日記しているわけであるのだけど。

自然と人間 人間と人間

僕たちはみんな一人じゃ生きていけない 

いろいろな複雑な地球の、自然の絶妙なバランスの中で

どうにかこうにか「生かさせてもらってる」んだ。感謝のきもち。なにとごにも。

すべては今につながって。今はすべて未来につながって。過去がなければ今も未来もない。

過去の何か一つが欠けていても、それがたとえその時にはネガティブな事柄であったとしても、今の自分はない。今の世界はない。というか違っていただろう。

+++

たまたま僕にとっては、この木村さんの本が、とてもとても心に響いた。僕も頑張ろうって思えた。

みんなにとってもそうであるかはわからない。それでもこうして日記にかきたかった。

かければそれでよかった。

皆にも、なにか素敵な1冊が見つかることを願います。

「若者よ!書をよめ」

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コメント

この本は、最近の某地元新聞の書籍紹介欄に掲載されていました。私は読んだことがないのですが、漫画「美味しんぼ100巻」に木村さんご本人が登場しています。ほんの数ページでしたが、その数ページでも私は感動でした。
実際に「奇跡のりんご」を読めばより深く、伝わるものがあるのでしょう。
私はりんご農家でもでもりんご売りの少女?でもありませんが、ぜひ読んでみたいと思います。
日々の暮らしの中で「食」は私たちの心身を支える、なくてはならないもの。野菜も果物もすべて命をも持つ大切な存在です。その一つであるりんごに奇跡を起こした木村さんの取り組み、興味あります。

>王林ふじ子さま
コメントありがとうございます。
そうですね!『おいしんぼ』にも紹介されたことがあったんですよね。おっしゃる通り、ほんの数ページだった気がします。
確かに、「食」は私たちの生活に欠かせないものです。ですから、こんな時代だからこそ、真剣に見つめなおして何かをシフトさせていけたらよいのではと思います。けれど、それはもう本当にひとりひとりのことです。
ふじ子さんにとっても、素敵な出会いとなることを願います。
ちなみに、お店では貸出は不可ですが、閲覧可でございますので。

相変わらずrotaはアツいね~。
自分もレビュー読んだだけでも感動しました、身震いするね。

つい先日も『エコロジーの風』のカルロスさんの追悼号を読んで泣きました。
いや~木村さん、カルロスさん、“レジェンド”ですね!

>a.k.a OJAさま
ありがとうございますっ!熱いっすよ!!せっかくですから。

カルロスさんも偉大な人です。二人をしることができてよかったと思い、自分もできることは何なのか、いつも考えてしまいます。

エコロジーの風、追悼号ぜひ、読んでみたいものです。

ありがとうございます Be Legend

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